EvenT Report
【開催日時】
2020年10月4日 13:00〜17:00 (懇親会〜19:00)
【開催場所】
オンラインにて開催
【講師】
森徳郎先生(ジャパンハート ワッチェ慈善病院プロジェクトコーディネイター)
山田裕揮先生(慶應義塾大学膠原病内科 株式会社Medii)
吉村健佑先生(千葉大学病院 次世代医療構想センターセンター長・特任教授)
【プログラム】
第一部
オープニング
ice break
自己分析
グループディスカッション①
学生によるキャリア考察ミニレクチャー(兵庫医科大学6年 岩田啓吾)
第二部
先生方のご講演
第三部
パネルディスカッション・質疑応答
グループディスカッション②
全体のまとめ
オンライン懇親会
TEAM関西では、2020年10月4日にonlineにて「医学部卒の未舗装道路」を開催しました。
当日は全国36大学の1年生から6年生、合計約90名の方にご参加いただきました。
本勉強会は、大学では普段触れることの少ない”医師”以外の進路に着目し考えることで、
各個人の将来像をより鮮明かつ多様性に富んだものにするきっかけを得ることを主眼に
企画されました。
第一部では、
参加者一人一人が自身の価値観や将来像を改めて考える時間を設け、その後参加者同士のディスカッションにて、自らの将来についてお互いどのように思い描いているのかを共有しました。
また、学生発表では企画コンセプトとして、“医師”以外の道を考える意義を取り扱いました。
それぞれの進路に対し、可能性・不可能性からアプローチし、不可能性に思いを馳せることは、
逆説的に可能性を深め、また可能性を拡張しうる点で有用である
という主旨の内容を参加者と共有しました。
第二部では、
三人の講師の先生方から本企画のメインテーマである「なぜそのような進路を選ばれたのか」に加え、
それぞれの道でどのような問題意識を持ち、現実と立ち向かっているかをご講演いただきました。
自身が価値を持ちうる場所はどこか、起業にむいている3つのこととは何か、
「解決」こそがその人の価値を決めるとはどういうことか…など、
随所に自身のキャリアを考える種が散りばめられており、
そのどれもが新鮮で気づけば講演内容に引き込まれていました。
第三部では、
司会を山田先生にお願いし、三人の先生方によるパネルディスカッションをしていただきました。
ご講演中に出ていた医学生からの質問もトークテーマに交えながら進行し、
「信念を一言で表すと」といった議題から「キャリア選択の判断基準」
「実際に医学生が自身の目標を見つけるためのアドバイス」まで、
予定された時間では到底収まりきらないほど
濃密かつ多彩なメッセージに溢れたディスカッションが行われました。
勉強会後アンケートにて、
「他大学の異なる信念を持つ学生とキャリアについて話し合えた。」
「臨床医以外の選択肢が増えて、新しい道が見えた気がした!ワクワクしました!!」
「学生発表の質が高かった!」
などの声を参加者からいただけたことは、開催者にとって非常に喜ばしく思います。
ご講演いただきました吉村先生、森先生、山田先生、
またグループファシリテーターを務めてくださった学生の皆さんには深く御礼申し上げます。
このイベントを持ちましてTEAM関西は幹部交代いたしました。
一年間たくさんのご指導いただきありがとうございました。
2021年度のTEAM関西もよろしくお願いいたします。